ペルー祈祷師の末裔・エミリオさん。
答えは外ではなく、内にあり。
体の声を聞いて幸せと繋がる知恵を得よう。


アメリカ・カリフォルニア州バークレー市では私の人生を変えるたくさんの人たちに出会いました。エミリオ・ラウル・レイさんもそのひとり。彼は私に直感に従い、自分の人生を生きる力を取り戻させてくれたのです。


エミリオとの出会いは、とても不思議なものでした。ヴィパッサナー瞑想合宿での奉仕体験を経て、バークレーの街を歩いていたときのことです。なぜか気になるお店があって、なかに入ってみたのです。そこはエミリオと奥さんが共同経営するエンジェルカードやペルーの神木のパロサントのお香、セージのスプレーなどが販売されているメタフィジカルショップThe Wisdom of Heart。厳選された商品ラインナップを興味深くながめていると、店で腰掛けていた男性(エミリオ)から「よかったらこれを受けに来なさい。無料ですよ」とカードを渡されたのです。気のせいかもしれないけれど、他にも店内には人がいたのに私にだけ。店を出る前に再び声をかけられ、カードの連絡先をマーカーでぐるっと囲って手渡されます。

それはエネルギーヒーリングのセッションカードでした。そんなにも悲壮感が漂ってたのでしょうか、笑? 彼はペルーのクランデロ(ラテンアメリカ土着の男性精神治療医、祈祷師)の末裔で、レイキ、エンジェルヒーリング、ビオマグネティスム、フラワーエッセンスなど様々なエネルギーワークも用いてヒーリングをしていきます。初回は無料で、続けたい場合は次回から収入状態によってその金額を相談しながら決めることができます。

私はアメリカに来てから大学や研究機関といった自然科学の世界で計測、計算できるものだけを現実として認めると、真理を追究する上での客観性の重要性を教わってきました。でも、それはあくまでの現実の一部。もしかしたら一番重要な部分ですらないのかもしれないのでは?と、常日頃感じていたんです。


だからこれもご縁だと受けてみることにしました。体に触れずに行うヒーリングの後は、不思議なことに頭のなかのザワザワが止んで、からっぽになりました。それは夢の記憶がない朝、目覚めたばかりのちょっとまどろんでいるときのような感じです。2度目のセッションの後では全く行き先もわからないのに、バークレー市を出ることに決めました。理由なんか全然わかりません。でも「バークレーを出よう。旅に向かおう」というのは瞑想しながらずっと思っていたこと。頭で考えてもわからないから勇気が持てずにその思いを無視して行動できずにいたんです。

エミリオのセッションを受けると、「そんな感じがするなら、従うのが自然だ」という気分になって、直感を信頼してみることにしました。6度目のセッション後の今はあらゆることが決まりだしているのですが、いずれお伝えできればと思っていますがそれは自分の予想もつかないほどの大きなことばかり。今後しばらく住所も持たないし、行き先もはっきりしない。そんな生き方を今までしたことがなかったので正直不安ではありますが、不思議といずれ全てが繋がって全体になると絶対的な信頼感に包まれています。

さてバークレー市を離れ、より深い追究の旅に向かっていくにあたって、自分の心のノートにとエミリオに改めてエネルギーヒーリングとは一体何か、なぜ体の声を聞くのが重要なのかを尋ねたんです。このなかに皆さんへの必要なメッセージも含まれていたら、とても嬉しいです。

エミリオへのQ&A

Q.私たちをエネルギーレベルで捉えるとはどういうことでしょうか?
私は固形物、思考、感情、音、炎など…全ては異なる周波数で振動する波動エネルギーだと捉えています。これは量子力学といった科学も支持していること。私たち人間もその例外ではありません。心静かに内省すれば、私たちの内面、そして外側で起こる事象全てがエネルギーであることに気づきます。

Q.あなたのセッション中に何か物体のようなものが私の胸から取り除かれていくのを感じました。あれはなんなのでしょう? なぜ形がないものを感じることができたのでしょう?
私たちは心が傷ついたとき、自らを守るためにエネルギーの鎧、シールドのようなものを胸の中心に作ります。それは心の痛みを避けるために役立ついっぽうで、私たちが愛を受け取ったり表現することを難しくもします。つまり喜びや愛を感じるという幸せの障害になってしまうんです。シールドが剥がされていく様子を感じられたのは、先ほどお答えしたように私たちは肉体である以前にエネルギー体であり、心の痛みやエネルギーの鎧もまた同様にエネルギーだからです。内側に向かって感覚を研ぎ澄ましたことで、それが感じられたのです。

ちなみにその感情のブロックのようなものを取り除いたのは、私ではありません。ちょっと理解しがたいかもしれませんが、それは私を媒介としたより高い叡智のようなものが行ったことで、私は単にその力と繋がってあなたのエネルギーを整え、あるべく姿にしただけ。あなたがそれをある意識レベルで私を媒介とし、叡智に望んだからです。その結果私(を通じた力)はあなたの心のブロックをよりエネルギーの高いものへと変容させ、今あなたの人生のこのときにおいてよりよい形であなたを守ってくれるエネルギーの形としたのです。それはあなたが本来のあなたと繋がることを意味します。

Q. 自分自身と繋がると、どうなるのですか。私の場合、セッションの後に「この決断がどうなっていくのかわからないけれど、全ては大丈夫」と、直感により従えるようになったんです。これはすべての人に共通することなのでしょうか?

それは私にはわかりません。けれども唯一お伝えできることがあるとすれば、すべての人はより深い部分では何が自分にとって真実かそうじゃないかを既に知っています。家族や周囲の期待、文化的な背景、社会の慣例などに適合するように私たちはたくさんのキャラクターや仮面を作ってこの世界で生きていますね。それはときに何が正しいのか間違っているのか、そして何を望んでいるのかといった本心を見えづらくするんです。

私たちは一般的にこの”既に知っている”という内側の感覚、例えばそれは直感だったりしますが、よりも、” 論理的に説明がつく”思考を重視します。そしてエキスパートと呼ばれる人たちや周囲の人々に“どうしたらいいのか”と助言を求めて、人生を委ねます。しかし大切なのは外側からより多くのデータを取ることよりも、自分の内側に向かって深い叡智と繋がることなんです。それは何が私たちにとってベストなのかを教えてくれるものです。

ハート(胸)は、「何が正しいか」を知るあなた自身と再び繋がるためのカギとなる場所です。例えば自分を心から愛することができれば、毒となるような状況に自らを晒さないものです。その自己愛とはエゴイスティックで自己本位なものとは異なります。思いやりが周りの人へと自然に向かっていき、他者と自分という分離感を超えて、やがて愛が周囲すべてへと広がっていくというものです。

Q. 思考ばかりではなく内なる叡智と繋がるために、体の声を聞くことの重要性をあなたは教えてくれました。一体どのようにして思考は私たちの本心を騙すというのでしょう?

まず第一に、私は何も教えてはいないとお伝えしたいです。繰り返しになりますが私はただ、あなたが本来知っている答えに気づくサポートをしているだけです。自分のことをヒーラーだとは捉えていませんし、もともと皆さんが持っている自己治癒のプロセスを手助けする友人のようなものだと考えています。

思考だけに頼って内側から得られる気づきを信頼しないとき、私たちは体の感覚を無視することになります。それは世界との分離感を生み出し、その結果として内側の感覚を無視するようになり、真の幸せに繋がるといった決断をするための障害になります。

体というのは独自の知性を備えていて、私たちと常に対話を試みています。けれども私たちは頭だけで物事を判断しがちなので、大抵はそれを聞こうとしません。「何かを体が感じているようだけど、それは重要なこと、真実ではないはずだ」と。そこで何かを決断するときに、体の様子を探ってみることは大変重要なのです。例えば胸の中心、みぞおち、下腹部あたりの様子はどんな感じだろうと確認してみるとか。ワクワクするときはどんなふうで、本音と違う決断をしたときはどんな感覚がするのかな?だとか。 体との関係を築いて注意を向けて耳を傾け、対話し、感謝の心を示すことで、きっと驚くようなギフトがあなたの人生に起こりますよ。

Q. このサイトは、資本主義経済におけるギフトとは何かを模索するものです。実は瞑想やセルフヒーリングをしていると自己嫌悪になることがあるんです。人や社会を癒すことなく、自分の癒しばかりに時間を割いているのではと。その点はいかがですか?

あなたを癒すということは、周りの人や社会を癒すことです。愛や思いやりが何かを体験せず、それが何かもわからずに、誰かに届けることができますか? あなたのエネルギーが純粋な喜びと愛へと戻っていくと、そのエネルギーは周囲をも変容させていきます。それほどヒーリングとは内側にも外側にも向かうパワフルなものだと理解してください。

Q. あなたはペルーのクランデロの末裔ですが、ヒーラーになる前にリマ大学で法律を学んだと伺いました。セッション代も非常にリーズナブルです。失礼ですが、なぜお金をもっと稼げる可能性がある弁護士の道を歩まなかったのですか?

お金は私の真の動機にならなかったんです。法律を学びましたが、そこに私のハートはなかった。そこで心の声を聞きながら歩んできた結果、今の自分があるのです。

全てはプロセスです。土着のヒーリング方法に加えて、レイキ、エンジェルヒーリング、バイオマグネティスム、バッチフラワーエッセンスなどの代替治療を学んできましたが、それらは興味深い形で私の人生に現れてきたんです。実はすべて自分で探そうとして出合ったものではないんですよ。気づけば私の人生にあり、魅了された。そして理解をしたいと、学習してきたのです。言葉で説明するのが難しいところですが、新しいものとして学んでいるいっぽうで古代の知恵のようなものと繋がったような感じで。すでにそれらのテクニックを知っていたような深い馴染みもあったんです。

私たちの人生で起こることや、“理由はわからないけどそうしたい”という物事。それらが一体どういう意味を持つのかを頭で考えてもわからないからといって、無意味だとか間違っていると捉えるのは違います。実は物事はバラバラに起こっているのではありません。一見関係ないように見えても、俯瞰して見れば必ずそこにより大きな全体像があるのです。つまり完璧なタイミングで完璧なことが起こっている。頭で理解できないのは、今それを理解するタイミングではないからです。

私はこのようにして常に直感を信頼して生きてきました。それは論理よりもずっと大きな、奇跡を見せ続けてくれた。あなたのなかで一見それが正しいように見えても何かが違うという感じがするなら、その内側の声に耳を傾けてあげてください。そして頭で理解しようとしすぎないこと。深い内面の気づきは、あなた自身と世界に対する信頼と自信をより強くしてくれますよ。